キヤノンメディカルシステムズ株式会社は、一般社団法人日本小児放射線学会、地方独立行政法人神奈川県立病院機構 神奈川県立こども医療センターに協力し、小児MRI検査説明用動画「MRIのけんさって、どんなことをするのかな?」を同社ホームページとYouTubeに公開した。
動画リンク先:
https://jp.medical.canon/general/mri_pediatrics子どものMRI検査は難関
MRI検査において、診断に役立つ画像を得るためには、検査中に動かないことがとても重要。それが難しい子どもには、検査時に鎮静剤を使用する場合もあるが、それはリスクを伴う。
検査前には必要性を理解し、本人納得の上で検査を受けることが大切だが、子どもは、言葉で説明されただけでは理解することが難しいため、わかりやすく説明する必要がある。
しかし、それには医師、看護師、放射線技師など多くの医療スタッフの労力が必要。日本では、各病院のスタッフが手作りするなど欧米と比較すると不足しており、医療スタッフの負荷を軽減するためにも欧米並みのツールが求められている。
本動画は、特に欧米で効果を上げている実際の現場のイメージ、実際の音などを表現するリアルな映像を取り入れ、より体感しやすいように360°カメラで撮影したMRI検査についての説明用動画として制作された。
自宅で家族と一緒に視聴することで、子どもが納得、安心して検査が受けられること、また施設内で検査説明時のサポートツールになることを想定している。