gens合同会社(東京都渋谷区、代表:三宅晋太郎)は、AI検索でのブランド露出を可視化する「LLM Insight」において、勤怠・労務管理領域のAI回答を対象とした2026年10月の調査結果を、2026年10月20日に公開しました。

本調査では、2026年10月1〜3日に、ブランド名を含まない30問を6つのAIサービス・検索機能で計測しました。AI言及率の公表値は、ジョブカン勤怠管理が73.6%、KING OF TIMEが71.1%となり、両ブランドが7割を超えました。freee人事労務は54.4%でした。

AI言及率は、回答本文でのブランド登場を集計した公開指標です。利用者の支持率や導入率ではありません。今回の調査では、全体の公表値に加え、AIごとの結果と質問の意図別の結果を公開しています。

■ 調査結果のポイント

・ジョブカン勤怠管理73.6%、KING OF TIME71.1%と、2ブランドのAI言及率が7割超。
・同じ30問でも、取得するAIサービス・検索機能によって言及率に違い。
・質問の意図別では、比較・費用の区分でジョブカン勤怠管理、課題解決の区分でKING OF TIMEが最多として掲載。

■ 1.ジョブカン勤怠管理とKING OF TIMEが上位

勤怠・労務管理のAI言及率について、公開ページの上位5ブランドは以下のとおりでした。

・ジョブカン勤怠管理:73.6%
・KING OF TIME:71.1%
・freee人事労務:54.4%
・ジンジャー勤怠:31.9%
・マネーフォワード クラウド勤怠:31.7%

ジョブカン勤怠管理とKING OF TIMEの公表値の差は2.5ポイントです。ただし、この数値から、サービス品質の差や統計的に明確な優位性を判断することはできません。本調査は、固定した質問に対するAI回答への登場状況を観測したものです。

■ 2.同じ30問でも、AIごとに言及率が異なる

ジョブカン勤怠管理とKING OF TIMEのAI別言及率は、以下のとおりでした。各行は「ジョブカン勤怠管理/KING OF TIME」の順です。

・ChatGPT:78.3%/76.7%
・Gemini:90.0%/90.0%
・Perplexity:55.0%/51.7%
・Microsoft Copilot:88.3%/88.3%
・Google AI Overviews:63.3%/66.7%
・Google AI Mode:66.7%/53.3%

GeminiとMicrosoft Copilotでは、両ブランドの公表値が同じでした。Google AI OverviewsではKING OF TIME、Google AI Modeではジョブカン勤怠管理の言及率が高くなっています。

これらは、今回の質問セットと取得環境での結果です。AIサービス自体の性能や、一般利用者全体が受け取る回答の傾向を評価したものではありません。企業がAI回答上の自社の露出を確認する際は、1つのAIの回答だけで判断せず、複数の取得先での結果を確認することが有用だと考えています。

■ 3.質問の意図によって、最多として掲載されるブランドも異なる

公開ページの「質問の意図別」では、比較・費用の区分でジョブカン勤怠管理、課題解決の区分でKING OF TIMEが最多として掲載されています。

比較の質問例は、勤怠管理システムを比較するときのポイントと代表的なサービスを尋ねる内容です。費用の質問例は、料金相場やコストパフォーマンスを尋ねる内容です。課題解決の質問例には、残業時間が36協定の上限を超えそうな社員を自動で知らせる機能についての質問が含まれます。

LLM Insightでは、全体の言及率に加え、どのような目的の質問でブランドが挙がるかを確認することが、自社の説明や情報発信を見直す際の判断材料になると考えています。本調査は、特定の施策によって言及率や売上が改善することを検証したものではありません。

■ 調査概要

調査主体:gens合同会社/LLM Insight
調査対象:勤怠・労務管理に関するAI回答
調査期間:2026年10月1〜3日(日本時間)
質問数:ブランド名を含まない固定質問30問
質問の範囲:探索、比較、費用、課題解決など
対象:ChatGPT、Gemini、Perplexity、Microsoft Copilot、Google AI Overviews、Google AI Modeの6つのAIサービス・検索機能
取得回数:ChatGPT、Gemini、Perplexity、Microsoft Copilotは各質問2回。Google AI OverviewsとGoogle AI Modeは各質問1回
取得環境:ChatGPTはOpenAI APIのウェブ検索有効設定。Gemini、Perplexity、Microsoft Copilotも公開方法論に記載されたAPIで取得。Googleの2機能は日本・日本語・デスクトップ設定
判定方法:業界別ブランド辞書を用い、回答本文に登場したブランドを集計。引用元URLだけの登場は計上しない

本調査は、固定質問と指定した取得環境による観測です。各AIの一般利用者向け画面で同じ回答が表示されることを保証するものではありません。また、企業・サービスの品質、市場シェア、利用者満足度を示すものではありません。AI回答は同じ条件でも変動する場合があります。

■ 公開した調査結果

勤怠・労務管理の調査結果:
https://llm-insight.com/ranking/kintai-romu/2026-10/

調査方法論:
https://llm-insight.com/ranking/methodology/v1/

公開ページでは、ブランド別の指標、AI別の上位ブランド、質問の意図別の例、参照情報源などを掲載しています。

■ LLM Insightについて

LLM Insightは、AI検索で自社や競合のブランドがどのように登場し、どの情報源が引用されているかを可視化するサービスです。AIごと・質問ごとの露出状況を確認し、マーケティング、コンテンツ、広報活動の検討に活用できます。

■ 会社概要・お問い合わせ

会社名:gens合同会社
代表者:三宅晋太郎
所在地:東京都渋谷区
事業内容:デジタルマーケティング支援、マーケティングSaaS開発・提供
会社概要:https://www.gens.jp/about/
本調査に関するお問い合わせ:https://llm-insight.com/contact/