そんなの関係ない人々!?
4月3日、ついに新型携帯端末「iPad」が米国で発売された。5日、初日の発売台数が30万台を超えたことをアップル社が発表したが、従来の楽しみ方とは一線を画した楽しみのために購入したひともいたらしい。
なんと、せっかく寒いなかを並んでまで購入したiPadを、こともあろうにバットで殴りつけているではないか!
いかに最新鋭のテクノロジーを結集させたiPadとはいえ、バットで殴りつけられるのは想定外の事態だったようだ。でこぼこにされた無残な姿をさらす破目に・・・。
理解を超越したファン心理
それにしても、もったいない。アップル社に対する抗議行動とも受け取れるが、映像から溢れるのは、むしろ熱狂的なユーザーの歓喜の声と高揚感。これはどういうことなのか。
メーカーの販売した新商品のマニュアルに徹底的に反発してこそ、真のユーザーといえる。彼らの行動を深読みすれば、そんな哲学が潜んでいる気がしなくもない。
いずれにせよ、彼らが一般ユーザーの理解の及ばないレベルにいることは確かなようだ。
iPad-アップル社